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共通テスト2027の日程決定、本試験は1月16日・17日

このニュースを1分で解説

  • 大学入試センターが、2027年(令和9年度)の共通テスト実施要項を公表しました
  • 本試験は2027年1月16日(土)・17日(日)、追試験は1月23日・24日です
  • 出願は9月15日からで、メールアドレスの登録は7月1日に始まります
  • 検定料は3教科以上で18,000円、2教科以下で12,000円です
  • 「情報I」を含む新課程での実施は3回目になります

共通テスト2027の日程が決定(本試験は1月16日・17日)

お子さんが高校2年生・3年生のご家庭にとって、見逃せない発表がありました。大学入試センターが2026年6月2日、2027年(令和9年度)大学入学共通テストの実施要項を公表しました。これで、来年の入試本番の日程が正式に決まりました。

本試験は2027年1月16日(土)・17日(日)の2日間です。病気やけがなどでこの日に受けられなかった人のための追試験は、1月23日(土)・24日(日)に行われます。

令和9年度大学入学共通テスト実施要項を掲載しました。
引用:独立行政法人 大学入試センター

例年どおり、1月中旬の土日に本試験が設定されました。年明けすぐが本番です。冬休みの過ごし方が、そのまま得点に直結する日程だと考えておくと、家庭での声かけもしやすくなります。

高野智弘
高野智弘
日程が出た今、まずカレンダーに本試験と出願期間を書き込んでおくことをおすすめします。受験生本人は勉強で手いっぱいになりがちで、出願のような事務手続きはつい後回しになります。「いつまでに何をするか」を家族で共有しておくだけで、直前のあわてを大きく減らせます。

共通テスト2027の出願はいつから?スケジュール早わかり

「共通テスト 日程」と並んで保護者の関心が高いのが、出願の手続きです。今回の実施要項では、出願までの流れが次のように決まりました。

出願までの流れとスケジュール

項目期間・日付
メールアドレス登録2026年7月1日〜10月2日
出願期間2026年9月15日〜10月2日
出願内容の確認・訂正2026年10月9日〜10月16日
受験票のダウンロード2026年12月上旬まで
本試験2027年1月16日・17日
追試験2027年1月23日・24日

ポイントは、出願の前にメールアドレスの登録が必要になったことです。登録は7月1日から始まります。共通テストは「マイページ」を使った手続きが中心で、受験票もマイページからダウンロードして印刷します。紙の書類が自動で届くわけではない点に注意が必要です。

現役生の場合、出願書類は通っている高校を通してまとめて提出するのが一般的です。一方で、メールアドレスの登録や成績開示の希望などは受験生本人の操作になります。学校任せにできない部分があることを、保護者も知っておくと安心です。

検定料はいくら?支払い方法もチェック

気になる費用も確認しておきましょう。検定料は受験する教科数で変わります。

受験する教科数検定料
3教科以上18,000円
2教科以下12,000円
成績の閲覧を希望する場合上記+300円

支払いは、クレジットカード・コンビニ・ペイジーに対応しています。多くの国公立大学を志望する場合は3教科以上になるため、18,000円が目安です。成績の閲覧を希望すると、後日マイページで自分の点数を確認できます。希望する場合は出願時に300円を追加して申し込みます。

高野智弘
高野智弘
成績閲覧の300円は、ぜひ申し込んでおきたい項目です。自分の正確な得点がわかると、翌年度に再挑戦する場合や、次の学年のお子さんの参考にもなります。わずかな金額で残せる記録ですので、迷ったら「希望する」を選んでおくとよいと思います。

成績はいつわかる?得点調整と成績開示の流れ

試験が終わったあとのスケジュールも、出願校を決めるうえで重要です。平均点などの発表は、次の日程で行われます。

発表内容日付
平均点などの中間発表2027年1月20日
得点調整の有無の発表2027年1月22日
平均点などの最終発表2027年2月4日
個人成績の閲覧(希望者)2027年4月1日〜4月30日

ここで知っておきたいのが得点調整です。地理歴史・公民・理科のなかで、選んだ科目によって平均点に大きな差が出たときに、点数を調整するしくみです。原則として20点以上の平均点差が生じた場合などに実施され、その有無は1月22日に発表されます。お子さんが理科や地歴・公民で複数科目から選ぶ場合は、この発表も気にかけておきましょう。

共通テスト2027の試験科目と新課程のポイント

2027年の共通テストは、2022年度から高校で始まった新しい学習指導要領(新課程)に沿って出題されます。新課程での実施は2025年・2026年に続いて3回目です。すでに過去2回分の出題傾向があるため、対策の見通しは立てやすくなっています。

新課程の大きな特徴が、「情報I」の出題です。プログラミングやデータの活用などを学ぶ教科で、多くの国立大学が受験を求めています。主な教科の試験時間と配点は次のとおりです。

教科・科目試験時間配点
国語90分200点
数学I・A70分100点
数学II・B・C70分100点
英語(リーディング)80分100点
英語(リスニング)60分100点
情報I60分100点

国語は90分で200点と、配点が大きい教科です。英語はリーディングとリスニングの2つに分かれ、それぞれ100点ずつで評価されます。志望する大学がどの教科を何点分使うかは大学ごとに違うため、早めに志望校の募集要項を確認しておくと安心です。

保護者が今からできる準備

日程が決まった今は、家庭で準備を始める良いタイミングです。受験生本人が勉強に集中できるよう、保護者は「環境づくり」と「事務面のサポート」で支えていきましょう。

まずは、この記事の日程表をもとに、本試験・出願・受験票ダウンロードの日をカレンダーに入れておくことです。次に、検定料の支払い方法や、メールアドレス登録の準備を本人と一緒に確認しておくと、9月以降があわてずに進みます。

学力面では、共通テストは基礎・基本をはば広く問う試験です。難問よりも、教科書レベルの内容を取りこぼさない力が点数に直結します。お子さんが苦手な単元の基礎固めを、夏のうちにやり直しておくことが、本番の安定した得点につながります。基礎学力の土台づくりには、こども教材プラスのような家庭学習向けの教材も役立ちます。

最後に、いちばん大切なのは体調管理です。本番は寒さがきびしい1月です。今のうちから早寝早起きの生活リズムを整えておくことが、当日に実力を出しきるための土台になります。家族で日程を共有しながら、お子さんを温かく見守っていきましょう。